【今夜のコラム】
ストレスを過剰に受けると死に至るらしい。それは何となく分かるような気がする。
大きなストレスが重なると心労から衰弱死、またはショック死するケースも少なくないようだ。
では、小さな、ごく微小なストレスを、ボクシングのジャブのようなダメージを「蓄積」していった場合も同様である、というのは私が立てた仮説である。 ストレスを指数(Holmes.1967を引用)で表すと、例えば配偶者の死亡の場合で100、失業で47、このような指数を示すようだ。 上記の仮説、「蓄積型のストレス」を私の例で挙げてみる。
私はいつもクリーニング店で「微小なストレス」を受け、それを「蓄積」する。不思議と時間と共に解消しない性質のストレスである。
最寄りのクリーニング屋に背広を戻って行く際、以前利用していた別のクリーニング屋の専用トートバッグに入れて行く。もちろんトートバッグには以前の店のロゴが大きく入っている。店員は「うちの店のトートバッグではないな」と絶対に思っている。その度、責任の呵責という微小なストレスを受けることになる。これは上記指数で換算すると0.0004辺りのストレス度であろう。
私の仮説理論では200のストレス度で衰弱死するので、500,000回このトートバッグで来店すれば死に至ることになる。 最近ではこのストレスの蓄積を防ぐため、トートバッグを裏返した状態で来店しているが、「恥ずかしい」というストレス(0.0011レベル)が私に溜まってきているようだ。 このように私達はストレスから逃れられない時代に突入しつつある訳だ。
noteでも色んな記事を掲載しています!
コメント