と、まあ仰々しいタイトルをつけたが、
私自身、成功しているとは言えない、どちらかという、人生を楽しんでいる方か。
私の幼馴染の4人はみな成功している。どこを基準に成功しているのか、というのは勿論がるが、私が見る限り、成功しているのではないかと思う。
どこかの成功談と比べれば、いささかボリュームにかけるが、彼らに共通して言えることに気づいたので、ここに記す。
すごく単純なことで恐縮であるが、
ホリエモン含め、私の幼馴染たちは、中学生高学年から新聞配達をしていた。
私は、なぜわざわざ早起きをして、そんなことをやっているのか、意味が正直和からなかったが、今となればわかる。お金を稼いで、早いうちに社会に飛び出したい、また、新聞配達であれど、学校とは違う、「社会」に触れたい、のであったのではないかと推測する。(直接は訊きはしないが)私はノーハングリーで、平和で、成功したいとかいう意識すら全くなかった。よって、わざわざ、朝も早くから、そのんなキツイことは考えもしなかった。友人Yは、20歳で上京(みな、高校までは出ている)、調理の修行のため、自分を厳しい、いや、もっとも最高級な情報や経験に触れる、東京をえらんだのだ。(というより、早く最先端の所へ行きたかったのであろう。行動力はすごかった)10年東京で過ごし、後にフランスで修行。修行先のオーナーと共同オーナーになりニューヨークに日本食屋をオープン。店を経営しながら、ワインの買い付け、入輸出を行っている。
友人Bは、18歳ではやばや状況。2年、フランス料理店で修業し、20歳の頃に、北九州へ帰郷。のち、北九州の洋食店の店長になり、10年後その店を買取、いまでは、3店舗を経営している。(かなり地元でも評判高い店だ)彼は地に足を付けたスタイルで成功している。
友人Cは、高校卒業後、印刷会社に就職し、働きながら、好きなバーテンダーの修行・アルバイトをしていた。21歳頃に印刷屋を辞め、あるカフェバーの店長に抜擢される。いくつかのカフェバーを店長として渡りあいながら、10数年前に自信の店を開業。順調にリピーターも増え、好きな仕事で、大金を稼いでいる。
一番、印象が強いのは友人Dである。友人A~Cは、友人Dを見習って、というか、憧れて行動していた。友人Dは高校1年のころから洋服屋でアルバイトをし、毎日のパン代を使わず、友人から一品ずつおかずをもらい、パン代を貯めた。そして貯めたお金でニューヨークへ旅行にいった。もちろん、観光目的ではなく、彼にとっては「冒険」だ。すごいと思った。パン代を貯めたのもすごいが、高校生で単身でニューヨークに行き、冒険するなんて50歳になった私でも勇気の要ることだ。それを16歳で成し遂げるとは!
その後、東京へ渡り、3年後にはニューヨークへ渡った。今でも、個人でアンティーク雑貨のオーナーをしている。
とまあ、ざっくり書いたが、また、後付けになるかもしれないが、皆、中学生の時に新聞配達や色んなアルバイトをしていたのである。自分で稼ぎ、自分で社会性を人よりいち早く身に着け、ワールドワイドな仕事をしている。
彼らには頭が上がらない。
つづく
コメント