番外)熱烈な兄 【熱烈な兄 エピソードⅣ】 話は少しさかのぼる。私が小学生、低学年のころのささやかな楽しみは、「貯金」であった。貯金といっても、お年玉は母親が回収し、将来の私のために管理してくれていた。毎日もらう、50円の小遣いを使わずに、学習の引出しにチャリンと貯め、この小銭が50... 2024.07.06 番外)熱烈な兄
番外)熱烈な兄 【熱烈な兄 エピソードⅢ】 中学1年生を、兄の半面を脅威し、私はなるべく穏やかで「普通」な学生であることを努めていたが(努める必要はない、もともと穏やかだ)、先輩ヤンキーから、ほぼ毎日、相談というか、伝言役として期待されていた。これまで恐ろしくて兄に相談できないことを... 2024.07.02 番外)熱烈な兄
番外)熱烈な兄 【熱烈な兄 エピソードⅡ】 私が小学生3年の頃であろうか、兄は(ビーバップハイスクールのモデル校となった)、あるK工業高校へ進学。 得意の運動神経やガタイ(ややデブであったが)を活かし、野球部に入った。K工業高校は野球では強い方で、私が大学生のころ、初の夏の高校野球全... 2024.06.30 番外)熱烈な兄
日常 【熱烈な兄 エピソードⅠ】 私の兄の話である。 まず私は、幼い頃から温厚で、ヤンチャな要素もなく、思春期に反抗時期もなかった。 そして、50歳になろうという今現在も、大きな声や喧嘩や揉め事、そのような類が大の苦手である。 理由はひとつ。 兄の存在だ。 話せば長くなるの... 2024.06.29 日常番外)熱烈な兄