【やってみた!スモールM&A その②】
以前、書いた記事でスモールM&Aをやってみることについて記したが、その後、どのような動きになったか報告したい。
M&Aのマッチングサービス「トランビ」にて、様々な規模、職種の案件が紹介された。
私はビギナーであり、資金もそんなにないので、譲渡金100万円~500万円の案件にしぼった。
最初に案件着手したのが、近場の整骨院であった。譲渡金500万円、各設備は充実していたので、目が届く、この案件に登録した。大体の場合、窓口は仲介業者の対応となる。 私も不安なので、成功報酬というかたちで会計士(経営コンサル)を立てた。
仲介業者と私、そして私の経営コンサルにて、ZOOMミーティングを行った。
行った上で色々わかった。まず、院長がオーナーであり、そのオーナーは退き、近場にわりと大きな整骨院を開くとのことであった。残りの従業員で回していけるのか、院長不在になったあと、売上が減るのかなど、様々な視点で話した。
一番ネックだったのは売上が減るのも痛手であるが、従業員が、そのオーナーに着いていき、買おうとしていた整骨院はまったくの居抜き(従業員ゼロ)になることであった。
院長クラスの新規従業員を探すのも骨を折るだろうし、来たとしても、医院の勝手を掴む前には時間を要する。要は、売上が上がるには時間を要するので、断念した次第だ。
それから、地元を中心に買収案件を探したが、良い条件の事業体は譲渡額が桁違いに高いし、譲渡額が安いところは、省略するが、あらゆる点で難点があった。
かれこれ、10社ほど、協議を進めたが良い案件につながらなかった。
そこで、視点をかえて自走(オーナーがある種、手放しで経営できる)可能で、都内を中心に案件を探した。辺鄙な場所より、都内は意外と近くに感じるからだ。
都内の案件を色々と模索し、契約に落ち着いたのは脱毛サロンであった。施術で出来るオーナーから施術やマネジメントを学んだ、列記とした店長と従業員がいる店だ。
譲渡金も250万円とやすく、月20万円の利益を上げている。
他の交渉相手に先を取られまいと、即入金、契約にいたった。一長一短はあると思うが、始めてみないとわからない点が多いし、机上であーだこーだ言っても始まらない。
成功するように導くつもりではあるが、失敗するならトットと失敗し、そこから学び、次に生かそうというのが私の考えである。トライアンドエラーというやつだ。
まだ譲渡が決定したばかりで、その店にもいっていない。(東京の恵比寿だ) 同時にこれからのために資金調達も遂行している。
1年でどう化けるか、または縮小、倒産に陥るか、先は見えないけど、進めないとこればかりは分からない。身をもって勉強しようと思う。
また、この案件がどう進んで行くのかを次回以降、報告したい。
つづく
コメント