今日は私の仕事スタイルを紹介したい。
参考になれば良いのだが、そんなの当然やってるよ!と思われることもあるかも知れない。
あくまで、私流の仕事スタイルだ。
私の性格は、基本、横着で、サボりである。
これは一見、ダメな仕事人間と思われるが、逆を言えば、実に効率を重視している。
私は一応は会社員で、8時間は拘束されているが、1日の仕事をしている時間は40分程度だ。残りの時間は、ブログを書いたり、様々な事業をメッセージアプリでまわしたりしている。
サボっている、と思われるかも知れないが、一日のタスクなど、30分もあれば終わる。
朝一、メールを確認し、重要なメールは即レスし(家でも即レスしているが)、同でも良いメールには返事すらしない。「お世話になっております」など書かない。時間の無駄だし、相手も要点が伝われば、いちいち、そんなこと気にはしていない。
私は今は総務関連(経理・人事など)をしている。もちろん、業務のないようによって、圧縮度合いは変わってくる。私の先任は、まあ、無駄な仕事をやっていたなあ、と花束を渡したくなる。経理であるため、仕分けに仕分けまくり、適用(備考)の箇所にもびっしり書いてある。それは誰が見るのか?自己満足にすぎないと思う。無駄なWordファイルやExcelでつくった無駄なものも多いので、必要なもののみ残し、他は全部ゴミ箱にすてた。
仕事のための、仕事による、仕事をしている、ので、1日中「忙しい忙しい」と自分に酔っていたのを思い出す。なにかファイルを作れば、いちいち丁寧にテプラでタイトルを作り、背表紙に貼っている。そんなのえんぴつで書けば5秒で済む。ましてや、何のファイル変わるかわからないのに、そこに時間をかけても無駄だ。
経理だって悪意がなければ、テキトーで良い。1円合わずに誰が困るのか、だれに狙われるのか?1円ずれたら、どこかで1円調整すればすむ。そんなこと、国税から吊るしあげられることでも何でもない。経理を完璧にこなし、税理士に褒められる、承認欲求が満たされたところで、1円にもならない。税理士は、テキトーな仕事の是正をやってくれるので、そのように使えばよいだけなのに。
私は自身で仕事をこなせると自負しており、様々な新規案件がくる。そんな変化球もあっさりこなす。しかも時間をかけずに。まず、そのタスクの設計図をつくり、ゴールから始まり、そのゴールに行き着くシナリオを簡潔に書きだす。その通りやれば、期限内に無駄な時間と労力をかけずに済む。残った時間でブログを書く。間違いなくタスクを完全に短時間でこなしているので、給与を上げるか、2時間で解放(帰社)してほしい。(それ以上のタスクを織り込まれるのが嫌なので、デッドラインぎりぎりに上司に納入する)
いつもこのような記事を書くと、ホリエモンの影響では?とか言われる。確かにホリエモンの本はよく読んでいるが、メソッドを取り込むというより、ああ、同じ意見だね、それは僕と意見が違うなあ、程度で、ホリエモン教になっているわけでもない。
ホリエモンも確かい書いていたが、私の仕事のスタイルは、有名なサッカーの名選手「メッシ」の方式で仕事をやっている。メッシは90分の試合の中で、8割はサボっている。攻め込まれているなか、いちいち、自身のゴール付近まで戻ったりしない。そこは担当者(ディフェンダーやキーパー)に任せておき、自分はふらふら歩いて休憩している。
しかし、点を取るタイミングがきた瞬間に200%のパワーをだし、確実に点をとる。1試合でハットトリックをするのが、メッシのすごいところだ。これが3流の選手なら、90分、走りに走り回り、疲れ果てて、結果チームの何の役にもたっていない。あらゆる仕事でもそうだ。定時中、どうでもいい仕事に100%の力を注ぎ、生産高はほんの一握り。しかも残業までして、ほぼタダ稼ぎをしている。私はメッシ流で、まあ仕事をしている真似をしブログを書いているが、私にしか出来ない仕事が回ってきたら200%以上の力で、超短時間で結果を出す。これがプロというべきではないだろうか。
営業をしていた時も、日中1時間だけ仕事をし、残りは家に帰って寝ていた。
要は要領であり、間違いない顧客候補に目をつけ、落としどころを心得ていれば、1日に1件の契約はとれる。22日働いたとして、22契約、悪くはない成績である。アホな営業マンは不必要な顔だしや接待をし、ポイントを押さえていないものだから、契約は月4件程度。愚の骨頂である。そのような3流な仕事スタイルでは疲れやストレスだけが溜まって行く。
自分事の自慢みたいで恐縮だが、私は本業は作曲家だと自負している。が、あまり作曲しない。気が向いた時、書きたい時に集中して良曲をつくる、これがプロと思っている。周りの作曲家は、作曲を追いかけては追いかけ、駄作を量産している。それより、良いフレーズが回ってくるまでは、別の事業をやったり、映画を観てたりするほうが賢明だ。
このように、仕事は要領次第でいかようにも生産性はあがる。もちろん、時と場合により、要領だけで済まないことも頭に入れ、実践している。要は、自分が楽になる、余裕が出来る工夫をするか、しないかにかかっている。
沢山仕事をしたから(製造業は良いとして)、今日もビールが上手いなあ、と言っている奴をハリセンで叩きたいものだ(笑)
つづく
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