【今日のコラム:超B型家系】
さて、私の家系の特殊性について、少しだけお話ししよう。
特殊というのは、家系がほぼB型(時々AB型)なのだ。
私はもちろんB型。よくB型の中のB型よね、と言われるが、本人はピンと来ていない。
ざっと説明すると、私、母親、母方の伯父、叔母、亡き祖父母、大叔母、大叔父、そして私の息子、全て血液型が「B」である。こんなにBの血筋が強いのも良くあることではないだろう。
ついて、父、私の元嫁、伯父、叔母の配偶者、みなA型であるので、それはまあ、大変だったであろうと想像する。
母方一族が集まれば、みんな「ひゃっひゃっひゃ」と笑っている。私がいうのも何だが、みんないい加減なのである。人の気持ちなどもさほど考えない。が、悪い人たちではない。
単純のみなドB型なだけであって、そんなに物事を深く考えないだけなのである。
大叔母の話である。みなで集まって食べた煎餅が美味しくて、B型の大叔母は、「これ、どこのお菓子(メーカーはどこなのか?)なのかしら?」と袋を見ているが、袋を上下逆さまで読んでいた。B型の叔母が「おばちゃん、それ逆さまよ」と指摘するも、大叔母は「私、昔から逆さまに読むのが好きなのよ」とB型特有の負けず嫌いを醸しだしていた。
B型の亡き祖母に関しては、玄関の扉が壊れていたのを叔母の夫(A型で几帳面)が、きれいに、要求されていない箇所も丁寧に復旧してくれたのであるが、祖母は「英二さん、見てると色々なところを、まあ丁寧になおしてくれたのよ」と言い放った。わたしはてっきり、その丁寧振りに感謝しているのかと思いきや、B型の祖母はそれに付け加え、「見ていて、もうイライラしたわよ」と恩を仇で返す発言をしたので、さすがお祖母ちゃんと思ったのを昨日のように思い出す。
それぞれ嫁いだA型の配偶者(私の元嫁含め)、この一族は、アダムスファミリーみたいで恐ろしいと思ったはずだ。こちらは迷惑は一切かけていないが、A型の方々はさぞ大変な思いをして来たであろうと思うと申し訳ない、と真剣に謝る気は毛頭ない。
これがB型の良いところなのか、悪いところなのか、神のみぞ知るのであった。
コメント